ラクロス雑談会「キャッチの正解とは」
どうもみなさん、お久しぶりです
始めて間もないにも関わらずしばらくサボっていました。MiXです
今回は「ラクロス雑談会」と銘打って基礎スキルに関してや、このプレーってどうなの?って言うことに関して発信して皆さんの意見も聞いていきたいなと思います
なので是非皆さんコメントやチームでなんとなく話してもらえるといろんな意見も聞けて皆の成長に繋がると思います
今回はラクロスをするにあたって悩む人や難しいと思う人も多いであろう「キャッチ」についてです
1 ボールを受けるときの構えかた
これ、皆さんどう構えてますか?またどう教わりましたか?
僕はコーチから「ボックス(欲しいところ)に構えてボールを呼べ!」と教わりました。これは皆さんそうではないでしょうか
では、クロスの角度については意識してますか?
キャッチが苦手な人はクロスが横向いている人多いイメージです。しっかりクロスを立ててボックスに構える
なぜ横向きがダメかというと、この後触れる「引きキャッチ」ができなくなってしまうからです。
上手い人はみんなクロスを立てて構えています
キャッチに限らず上手い人の共通点には何か理由があるはずです
なぜか分からなくてもとりあえず試してみると見えてくるものもあるかもしれませんね
そしてそこから気持ち前に傾けると良いとおもいます。そこに関してはまた後で触れます
パスを投げる時になんとなくパスしにくい人、パスしやすい人いませんか?大体ここに差があると僕は考えています
しっかり欲しいところに構えてボールを呼んであげる。「へい!」でも「○○!」と名前を呼ぶのも良いでしょう。それだけでもパスを放る方は安心感が出るものです
キャッチは準備です。「ちゃんと投げろや」のまえに「ちゃんと構えろや」っていう意見もあると思いませんか?
2 ボールの見方
しっかり構えたらパスを受ける時に一番大切なこと、それはボールを見るということです。
キャッチというのは、細かい技術を抜きに簡単に言うと ボールの来るところにクロスを置くとボールが勝手に入る ということです。
手でボールをとる時に起こる「タイミングよく掴む」という動作が存在しません。
こう聞くと簡単そうじゃないですか??
それなのになぜ皆難しいと思うのでしょうか
実は皆、ボールを見れていないからです。
「どういうこと!?ちゃんと見てるし!」って人も多いでしょう
まあまあ、どういうことか今から説明しますので怒らないでください
ボールが来る位置にクロスを持っていったつもりがヘッドのフレームに当たってしまう。
あるあるですよね!なぜこんなことが起こるのか、それは「目測を誤っているから」です(それかパスが早すぎて反応できなかったか)。
それを改善するにはまずラクロスボールの軌道に慣れましょう。沢山キャッチボールをするのでも良いし壁当てでもいいです。そこで意識して欲しいのはボールを長く見るということ。
しっかりボールがクロスに入るまで見てください。取った後のパスのことは一旦忘れていいです。
これだけを伝えるとその時僕が教えていた人は「え?ボールを見ようって意識する方がムズいんだが」と言っていました。
それはなぜでしょうか、正解は「クロスのヘッドが視界に入っていないから」です。ここで先程の クロスを前に傾ける ことが活きてきます
クロスを前に構えると視界にヘッドが入り、ヘッドをボールがとんで来る位置に合わせることが感覚ではなく目で見てできます。「ボールがクロスに入るまできっちり見る」これを意識するだけでボールの軌道と自分の目測の誤差が小さくなっていきます。
そして、目測が完璧になると クロスの届くところは全て取れるようになります(理論上)
ボールを見る という練習で自分の目を鍛えていきましょう
3 引きキャッチ
これも皆さん言われるでしょう 引きキャッチ
クロスを引くことでボールの勢いを吸収し、 ポケットにボールを収めることができます。 しかーし、引きキャッチをめちゃくちゃ意識してやってるにも関わらずボールが収まらない、クロスのなかで暴れるという悩みをもっている人沢山います。何がいけないんでしょうか
それは大抵、クロスの引き方にあります
キャッチのときクロスのヘッドだけ引こうとしていませんか?
引きキャッチのポイントはクロスを立てて身体で引くことです
ここから
こう
これでポケットでパスの勢いを吸収することが出来ます。
ボールが暴れてしまう人、是非参考にしてください
そして、引きキャッチをすることのメリットはもうひとつあります。
それは次のプレーへスムーズに移行できることです。キャッチミスが減るのはもちろんのこと、クロスを引くことで自分がいつもパスやシュートを打つ位置にそのままもってこれ、1on1へも移行も早くなり余分なクレイドルなどのクロスの動きを省略することができ、よりスピーディーなプレーができます。
こんな感じで引きキャッチのメリットは沢山あります。是非マスターしてレベルアップしましょう!
4 クロスを持つ位置
みなさん、こう言われたことはありませんか?「クロスが長い!もっと短く持て!!」そして先輩やプロのプレーを見てこう思いませんでしたか?「短く持ってなくね?」
ってことで短く持つメリット.長く持つメリットをそれぞれ紹介します
まず短く持つメリットは上の手とヘッドの距離が短くなるので手でボールをキャッチする感覚に近くなることです。
まだクロスの扱いになれていない1年生にはまずクロスでキャッチする感覚をつかんで欲しいので手で取るイメージに近づけるため、こうやって教えることが多いです
が!これだけだとプレーの幅をとても狭めることになってしまいます
次に長く持つメリットはパス、シュート、1on1全てに移行しやすいということです
この3つをやりやすいクロスの持ち位置を「トリプルスレット・ポジション」といいます。
次のプレーに移りやすく選択肢も持ちやすいため、このトリプルスレットポジションで基本的にプレーするのが理想だと言えます
しかし、パスが身体に近いところに来た場合やクリースで回りにディフェンスがたくさんいる場合などは短く持つ方が良いでしょう
要するに「どっちが良いかはそのときによる」っていうのが結論です
ボールが来た位置や周りの状況によってクロスの長さを瞬時に変えれるといろんなボールに対応でき、無駄な動きなく次のプレーへつなげられます。
これを無意識にできるようになるまで何度も何度も練習しましょう
トリプルスレットポジションでのもらい方
参考:Joey Sankey
構えかたはさっき述べた通り
クロスを立てて欲しいところに構える
引きキャッチの動作の延長でそのままシュートのポジションまで持っていく
シュート
これができるようになると取ってから打つまでがめちゃくちゃ早くなるのでスタンシューめっちゃ入るようになります
シュートだけでなくパスにも応用できるので皆さん是非ものにしてください
今日はここまで、是非みなさんの意見も教えてください
それでは~
おまけ 超次元壁あて
みなさん、ここまでキャッチを極めましょう
ここまで来たらこわいよね(笑)